「住宅ローン・セミナー」のご案内
主宰の独り言 5月 27th, 2010水曜・会社早帰り日に聞く住宅ローンセミナーの第1回を下記の通り開催致します。NPO法人活動の一環として始めさせていただくものです。どうぞご参加ください。お待ちしております。
出席申込は、こちらからどうぞ。

水曜・会社早帰り日に聞く住宅ローンセミナーの第1回を下記の通り開催致します。NPO法人活動の一環として始めさせていただくものです。どうぞご参加ください。お待ちしております。
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群馬県内で住宅ローンを借りる場合、どの銀行の住宅ローン金利が一番低いかを調査しているものの2010年5月版である。全国の全金融機関の住宅ローン商品の金利事情を調査している金利検索結果は、既に先日こちらで報告済みである。

変動金利型および固定金利期間選択型の10年ものまでは金融機関と金利面にも大した変化は見られなかった。15年以上の長期ものについては過去見られなかった動きが見られた。それは日本生命のランキング登場である。
同社の住宅ローン金利が上位(低水準)に出てくることは当調査を始めて以来先ず見ることができなかった。下位争いに顔を出すことはあっても、上位に顔を出すことなかったからサプライズである。
当該商品は、いずれも「ニッセイ住宅ローン提携ハウスメーカー経由申込(固定金利型)」である。
提携したハウスメーカー経由で申し込まれた場合引下金利が適用されるというもの。同社HPによるとH22.3.9.~H22.6.16.に事前審査申し込み、かつH22.4.16.~H22.5.17.迄に借り入れる場合に適用されるとある(6.16.と5.17.が入れ違っている??)。3カ月間ほどのキャンペーン金利であるようだ。
しかし、提携ハウスメーカーについてはわざわざ新規の提携申込は受け付けていないとある。即ち、従来から同社は提携ハウスメーカー経由での住宅ローンを扱ってきていたようだ。金利については、金利引下を実施していたが外部(HP上)に公開していなかっただけなのか、このあたりは不明だ。
ただ同社の金利をよく見ると団信保険特約保証料と保証会社の保証料を含んでいるとある。当初借り入れ時の手数料の有無と金額などが不明だが、このキャンペーン金利相当インパクトがある水準と見る。ただし、取扱期間3カ月と短いのが需要引き出しに繋がるかどうか、要注目である。延長含み???
毎月実施の「今月の住宅ローン金利の最低はどこか?」の5月版。主宰が住宅ローンアドバイザー登録している住宅金融普及協会の住宅ローン金利検索機能を活用してのもの。全国全金融機関の全住宅ローン商品を対象として、適用金利ベース(引き下げプランなど反映後)の最低金利提示行(金利負担が最も軽い)と最高金利提示行(金利負担が最も重い)、標準金利ベース(店頭表示金利)の最低と最高を一覧したものが下表である。

黄色のシャドー欠けた部分が前4月比変動した箇所。主な変動箇所の以下の通り。
変動金利型の標準金利最低が大阪府医師信組の1.225%。前4月の富山県医師信組1.350%に入れ替わった。今月の同信組金利は1.350%のままで変動なし。大阪府医師信組が下回ったことが原因。実は、この入れ替わり7カ月ぶりだ。調査結果が判明しているベースで見ると、2009年7月から10月までのトップが大阪府医師信組、11月から前4月までが富山県医師信組。2信組の競争(?)いつまで続くのか、少なからず関心ありだ。
固定期間選択型2年ものの適用ベースの最低行は5行。うち富山銀行は一年以上この座をキープ中である。前4月に脱落したさわやか信金は、2カ月ぶりに常連定席に復活といったところだ。2行の先行きが関心ありだ。
固定期間選択型15年と20年の適用金利トップに埼玉信組がいる。前月触れたが同信組が創立60周年記念キャンペーンとして4月1日から6月30日間実施中のもの。同信組は通常10年ものまでが金利設定対象。15年と20年はキャンペーン用として店頭表示金利はなく、いきなり適用金利一本立ての商品である。因みに、適用期間終了後は変動金利扱いとなる(他の選択肢はない)。
同じく固定期間選択型15年と20年の適用金利最高は千葉銀行だが、4月のこの席は栃木銀行だった。首都圏勢の競争とまでは見ていない。偶然のことかと。
業態別住宅ローン金利の5月適用店頭表示金利は、以下の通りです。


2010年5月の都銀4行の住宅ローン金利は、下表の通りである(三井住友銀行はHP上の金利が4月適用分のままで5月適用分への変更が未済=2010年5月2日正午現在)。

一覧すると、みずほの10年以上が最少の引き下げが行われたのみ。全体として4月に続いて平穏(?)な住宅ローン金利の動きのように見える(4月の動きはこちら)。
各行の引き下げプランを適用した場合の適用金利は、下表のようになる。

更に、20年を超える超長期固定金利は、次の通り。

全体としてみずほの動きが目立つのは、例月のこと。経営方針としての住宅ローン貸出取り組み方針に拠るところ大と見ている。同行の引き下げは4月に続いて2カ月連続。遡って2月~3月を見ると、みずほ以外の3行が据え置きを決めた時同行のみ引き上げた経緯が見られ、その調整とも見られなくはない(逆に、据え置いた3行の動きがマーケットの動きと乖離した経営の意思が色濃く出ているとも言えるのかもしれない)。
今月の住宅ローン金利改定の背景となった長期金利の動向を見ると(下図)、少なくとも引き下げがあってもおかしくない状況ではあった。

長期国債の変動は、基準日ベース(3月31日→4月30日)で▲0.115%下落した。月中の動きは、初旬上げ、10日頃からほぼ一本調子に近い形で下げた。
この動きに近い形を辿った時期を遡って調べてみると、2009年9月がある。長期金利は当時▲0.110%下げた(7月31日→8月31日)。今回同様初旬に上げ、その後月末まで一本調子で下げた。9月の住宅ローン金利は、固定期間7年以上もので各行とも引き上げたのである。主宰は、逆行する住宅ローン金利の改定であると当日記で指摘した。
更に遡ると2008年9月改定時がる。長期金利が▲0.125%(7月31日→8月29日)下げて、各行揃って固定期間10年ものまで▲0.150%下げたことがある。
前4月改定時の変動が見られなかった動きを、流れの中での据え置きであり、丹下つだけとらえての上げ下げを断定的にコメントするのは的確ではないというスタンスに変わりはない。調整は近いうちに必ず行われると見ている旨指摘した。
今月の動きが調整かどうかは別にして、結果として4月とは逆の据え置きをしたという意味において”調整”したと言えなくはない。引き続き、各行の動向に留意して見ていくことにしたい。