当室が毎月実施している「今月の住宅ローン金利の最低はどこか?」の7月版。主宰が住宅ローンアドバイザー登録している財団法人住宅金融普及協会の住宅ローン金利検索機能を活用して定例実施している。全国金融機関(492行)の全住宅ローン商品延べ1880を対象として、適用金利ベース(引き下げプラン適用後)の最低金利提示行(金利負担が最も軽い)と最高金利提示行(金利負担が最も重い)、標準金利ベース(店頭表示金利=引き下げ適用前)の最低と最高を一覧したものが下表である(黄色のシャドーを掛けた箇所は、前6月比変動箇所を示している)。
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現在の形式で金利調査結果を報告し始めた2009年7月以降の変動金利型標準金利の最低金利提示行は、富山県医師信組と大阪府医師信組の2行が占めている。今月は富山県医師信組が占めたが、前2カ月は大阪府医師信組が定席だった。短期金利の変動があったのか当該信組のウェブサイトを訪れたが変更は見当たらず(但し、同組のウェブサイト上の金利適用月が6月となったままであった)、1.225%が適用されるものと推測されるが、ここでは検索結果通りを表記することにした。

今月の金利調査の特徴的なことは、金融機関は変わらず、期間の長いものの金利が引き下げられてていることが見られることだ。長期金利の動向は、こちらで見たように6月一ヶ月間でー0.175%下がり、それを映じて住宅ローン金利の10年物以上が引き下げられたことも既に見てきた。このような中で期間10年ものの引き下げ後適用金利が京都信金の1.300%と変わらずであったことは、概ねこのあたりが供給サイドとしてのギリギリの金利水準なのかなと見られなくもなく、今後の動向は注視していく必要がある。