住信SBIネット銀行のHP>住宅ローン>金利プランを訪れると、以下のメッセージが表記してありました。
2009年5月20日より「金利優遇制度」に関する呼称を変更いたしました。詳しくは新旧読替え表をご覧ください。
新旧読替え表には、次の通りのアナウンスです。
2009年5月20日より住宅ローンの「金利優遇制度」に関する呼称を変更いたしました。
2009年5月19日以前の呼称につきましては、下記の「新旧読替え表」にもとづき、読替えをお願いいたします。
なお、呼称以外の商品内容の変更はありません。

私は、拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」の中で以下のような指摘をしています(04住宅ローンを検討中の方たちへ―心構え伝授>04・8住宅ローン金利(3)金利優遇競争の見方考え方)。
こちらに続く。
本日は、5月の最終営業日。明日、明後日は休業日につき、銀行は既に6月入り、です。
いつものように、現時点で6月のローン金利をHP上で明らかにしているのは、三菱東京UFJとみずほの2行。明日の朝刊には、各社の6月の住宅ローン金利が公表されることとなるでしょうが、2行の6月の金利は、次の通りです。
三菱東京UFJ銀行:変動金利2.475%(-)、固定期間2年3.050%(前月比ー0.050%)、3年3.300%(同)、5年3.600%(同)、7年3.750%(同)、10年3.900%(同)、15年4.400%(同)、20年4.750%(同)。
みずほ銀行:変動金利2.475%(-)、固定期間2年3.100%(前月比ー0.100%)、3年3.300%(同ー0.100%)、5年3.600%(同-0.050%)、7年3.750%(同-0.050%)、10年3.900%(ー)、15年4.350%(ー)、20年4.700%(同-0.050%)。
公表した三菱東京UFJ銀行は、前月比ー0.05%、みずほ銀行は、据え置きからー0.10%に分かれています。自社のHP上に未公表の三井住友とりそなは、公表済みの2行の範囲内と想定されますが、公表を待つことにします。
例月実施の表記調査結果は、下表のとおりです。

前4月と比較して顕著な変動は、固定期間5年、7年もので最も低金利を提示していた三菱UFJ信託が3位に後退、かわって群馬銀行が最低金利提示行として出てきた。同行は10年ものでも第一位の低金利行となった。
同行はこれまで戦略的な金利運営をしてきましたが、5月に改定したことはこちらでレポートしたところです。
ソニー銀行の6月適用の住宅ローン金利が公表されました(下表)。

固定期間20年もののみ引き上げで、他はすべて引き下げとなりました。同行開闢以来のローン金利の推移は、下図の通りです。

参考基準金利としているスワップレートのこの一カ月間の動きは、下図のように20年WSAPも含めてすべて下げました。

直近一カ月間(4/14-5/14)のSWAP変動幅は、1年ものから順次30年まで次の通りの下げでした。1年-0.050%、2年ー0.071%、3年ー0.085年、4年ー0.094%、5年ー0.102%、7年ー0.113%、10年ー0.115%、15年ー0.130%、20年ー0.142%、20年超-0.167%。
SWAP下げの中で、なぜ20年ものだけが引き上げられたのでしょうか?先月は10年ものだけが市場の動向に逆行、その原因は主宰なりの見方をこちらで触れました。今月の20年ものの引き上げは、市場の動きとは反対ですから、同行の経営戦略上の引き上げと基本的には考えられますので、外部からは真意を測りかねます。
主宰なりの見方を敢えて一つ示すと、今回の20年ものの引き上げは先月の引き上げ不足を今月追加的に上げ、バランスを取ったのではないか、こう推測しています。
即ち、前5月の金利改定内容を思い起して見ると。固定2年ものから7年ものは据え置き、10年が引き下げ、15年から20年超が引き上げでした。このうち固定15年ものの引き上げ幅が+0.078%、20年ものが+0.062%、固定20年超が+0.095%と20年ものの引き上げ幅が一番少なかったのです。
ところが、参考市場金利のSWAPレート(3/13-4/14)、10年+0.235%、15年+0.263%、20年+0.280%、30年+0.322%でした。明らかに20年ものの基準金利引き上げがアンバランスだったと言えます(恣意的に取り扱われたのですが、その背景と理由は不詳不明)。上げ不足だったのを今月の改定で追随的に上げたという訳です。
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」*ではネット銀行について、ソニー銀行と住信SBIネット銀行比較を通して、詳しく分析しています。その中でソニー銀行については、Be fairであることを目指す銀行として注目している旨記載しました。fairの基準は、市場動向に置いているとも指摘しました。先月、今月と市場動向と離反するような情報発信は、少々戸惑いを覚えます。理想と現実のギャップを業績評価という物差しで見ようとすると、簡単には融合しないのでしょうか。期待するが故に、引き続き大いに関心を持って見守っていきたいと思います。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
*出版発行元の軽井沢ニュース舎梅原さんと平岡篤頼文庫開設パーティでご一緒した際に、同氏から「平安堂書店(軽井沢町)では結構動いていると話していたよ」と聞きました。嬉しいですね。ありがとうございます。
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」が、<軽井沢ニュース舎 Karuizawa Books>第2号として出来上がりました。と昨日発行の軽井沢ニュースに掲載されました。

補足:掲載されて初めて私も上記広告を見ました。「東京日比谷」と紹介されているのは、「東京丸の内」の方がベターだったかもしれません。私が退職する時点では既に移転してましたので。蛇足ですが、誤解を招かないためにも記しました(舎主には明日お会いするのでその時お話することにします)。
※昨日午後、上記広告に記載の平安堂、宮脇書店、セブンイレブンを回ってみました。自分が書いたものが店頭に並んでいました。宮脇書店では、丁度お客様が手にしているところに出くわしました。お買い上げにはなりませんでしたが。セブンイレブンは先日触れたように店頭に7冊ありましたから3冊売れたということでしょうか。平安堂は、店員さんにお聞きしたら”結構動いています。GWに県外からのお客さんが買われていきました”と。ありがとうございました。
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」執筆に当たっては、私なりに日本語には十分に注意したものです。日本語に神経を使って書いたのは、いつ以来だったか?ちょっと記憶にありません。
執筆に当たっては、発行人の梅原さんの勧めもあって「記者ハンドブック新聞用字用語集」(共同通信社刊)を求め、勉強もしました。しかし、これはという日本語についてはやはり「広辞苑」を当たりました。第二版広辞苑―私の手元にあったものです。セピア色に変色したのが”時代もの”という感じです。
広辞苑第二版は、昭和44年に出版されたものです。私の入社一年前のことで、収載項目総数20万のものでした。現在の広辞苑は、第六版で、収録項目数は24万です。内容的には、単に項目数の差以上に、随分と変化しているようです。身をもって経験しました。
拙著刊行後、お世話になった方々にお礼と報告を兼ねてお送りしたのですが、その時のことです。主には手渡ししているのですが、中には封筒に入れて已む無く郵送させていただいています。その封筒を書く段になってのことです。拙著はB6サイズの本なので、封筒はA5を用意しました。珍しい大きさの封筒に、1㎝位の厚さのものが、何の前触れもなく届いたら”何??”と思われると思い、表に「謹呈本在中」と表記しようとして広辞苑を引きました。
「謹呈」がない!!!のです。何回引いても見当たりません!! 類する言葉として広辞苑にあったのが「進呈」!でした。うーん、ニュアンス的には”謹んでなのだが”と思いつつ、已む無く「進呈本在中」として、送らせていただきました。
本日、麹町の書店で最新版の広辞苑が目にとまり、何気なく引いてみました。「謹呈」は、確かにありました。ちょっと遅かったですね。少々後悔してます。最新版の広辞苑購入費7,875円也を躊躇したために、残念なことをしました。
それにしても第二版が3200円でした。50年近くたっても2.46倍(税抜き2.34倍)の値段のアップに止まっているのは、随分と良心的な価格だと思いました。はっきり言って”安い”のですが、”手遅れ”です。人間いくつになっても向学心が大切ですね。
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」は、発行元のお考えで、いわゆる書籍流通ルートには乗せない販売方針で刊行されました(自著本の範疇です)。
聞くところによりますと、通常自著本の類は、裏表紙にあるバーコードがないそうです。今回発行した自著本には、これが付いています。ということは市中の書店でも取り扱い可能と聞いてきました(自著本発行の著書がこの程度の知識では、心もとない感じではありますね)。
初めての自著本発行という”夢”実現に目が行ってましたが、イザ刊行となると、お一人でも多くの方々の目に触れ、ご批評をお聞かせいただきたい。率直な現在の心境です。
ということで、現在都心”超著名”書店に置いていただけないかお願いしており、先方にて検討中です(昨日、事前のアポなしで訪問=通称飛び込み営業でしたから、まだ返答いただけていないのは当然ですが)。未だご了解の返答をいただけておりませんから、ここで先様の固有名詞を上げるのは控えます。幸運にもOKのお返事が頂戴出来たら、喜び勇んで報告し、手にとって頂きたい旨、本欄にてレポートします。
返答の諾否にかかわらず、ご多忙な中で真摯に耳を傾けていただいたM様、O様にはこの場からお礼申し上げます。ありがとうございました。都心書店へは昨日お願いにあがったこの超著名書店が最初の訪問先です。イキナリ本丸へのお願いに伺ったのは、著者なりの”オモワク”があってのことです。思わせぶりな言い方をしましたが、この解説は、機会があればいずれ(?)ということにします。
尚、軽井沢町内では平安堂書店、セブン・イレブン離山店、御代田町・宮脇書店にてお求めいただけます。セブン・イレブンでは3冊売れたと連絡がありました。凄い!!手にしていただいた3名様の感想が聞けたらもっと嬉しいのですが。いずれにしてもありがとうございました。
今月の最低金利提示行は、どこの銀行か?
主宰が住宅ローンアドバイザー登録している住宅金融普及協会の住宅ローン金利情報検索機能を活用して毎月実施している最低金利提示行と最高金利提示行の5月版は、以下の通りとなりました。

主な変動箇所は、固定期間3年物の最低金利を提示した大田原信金。栃木県大田原市に本拠を置く全9店舗からなる信金です。当該住宅ローン商品は、「子育て支援金利優遇 はじめに大きな優遇コース」です。
同商品の通常金利は、年2.6%。初回固定金利は1.1%(同庫のHPには1.5%の優遇とは記載されていません)。これに子育て支援金利優遇措置が上乗せになります。その内容は、18歳未満の子供の人数(原則契約時)に応じて子ども一人目0.1%優遇、二人目0.2%優遇、三人目0.3%優遇が完済まで継続します。上表の0.8%は、二人目までを含めた場合を表示していることになります。
変動していない箇所の代表は、鹿児島銀行です。固定期間15年ものと同20年もので最低金利提示トップの座を5カ月連続(主宰調査対象ベース)して記録しています。同行については、拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイスー軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」の中(05・8民間金融機関の住宅ローン(3)地方銀行P143~144)でも次のように触れました。
―鹿児島銀行は、固定期間5年、10年、15年、20年のそれぞれで一番低い金利を打ち出しています(2009年3月執筆時)。それぞれ優遇後の金利は、1.15%、1.45%、2.00%、2.10%。この優遇幅を得るための条件は、①給与振り込み②申し込み時点で「かぎん住まいの会」入会後3カ月以上経過していること③「エコ住宅金利優遇」対象設備を装備していること④少子高齢化対策支援基準(事前)申し込み時点で満22歳未満の扶養家族(子ども)が3名以上の場合または満65歳以上の同居予定の場合などがあります。
―注目の鹿児島銀行にはさらなるセールスポイントがあります。適用金利は、借入時点の金利が適用になるのが一般的になっていますが、同行は申し込み時点の金利が、8ヶ月後の月末まで有効となる仕組みになっています(但し、申込期間に制限あり)。即ち、事前申し込み日、本申し込み日、借入日の適用金利を比較して低い金利を選択できるというわけです。引き続き同行の住宅ローンには要注意ですが、地方銀行という業態柄、誰でも借りることができるわけではないのが、残念ではあります。
固定期間25年、30年、35年といった超長期ものは、旭化成モーゲージの2.55%が最低金利ですが、これはへーベルハウス建築専用の住宅ローンなので、誰でも借りられるというわけではありません。
<追記>重要なことを失念していました。気付きましたので追記します(2009年5月14日)
それは三菱UFJ信託の動向についてです。法人会員制サイトに掲載した「信託銀行 5月の住宅ローン金利と優遇策」(2009年5月3日付)で、次のように指摘しました。
「信託4行の5月の住宅ローン金利、人気の固定期間10年もので+0.05%~+0.30%、20年もので+0.05%~+0.35%と4行間の対応が分かれた格好です。最大の引き上げ幅を記録したのは、三菱UFJ信託です。同行は、今まで指摘してきたように、かなり戦略的な金利運用をしてきました。(中略)今回の金利改定で、同行が全金融機関の中でトップクラスだった10年ものや20年物の金利水準が、どのように変化したかに関心が向かいます。これは後日、金利検索結果という形で、お示しすることにします。」
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」では、次のように記しました。
「同行の住宅ローンは、全期間一律優遇型と当初固定期間優遇型の二本のみ。変動金利方式のほか当初固定期間三年、五年、七年、十年、二十年を扱っています。同行の優遇金利水準は低く、金融機関のうち5年1.400%(2009年3月実行金利。以下この項同じ)が5番目、10年の1.65%が4番目、20年の2.100%は単独2番目の低さです。」(P138)
5月の最低金利提示行の中には三菱UFJ信託の名前はありません。前月まで最低を記録してきた7年ものを見ると、同行の金利は1.750%です。これはトップの大東1.600%、群馬1.650%、長野県労金1.700%に次いで4番目の水準です。10年ものは2.000%。トップと0.5%の開きがありますので、順位はカウントするまでもありません。20年ものは2.850%でフラット20の2.820%より劣後しています。同行の住宅ローン戦略の変心(?)が気になるところです。
都銀筋の住宅ローン金利を本欄にアップするのを漏らしてしまっていました。先ずお詫びします。
先日刊行しました拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス」の原稿書き、校正作業などに追われ、ついつい目先のことが優先されてしまっていました。大事なことを後回しにしたことを反省し、今後十分に気をつけていきたいと思います。
さて、表記の金利は、下表のとおり変動金利とみずほの5年ものまでが据え置きで、それら以外は引き上げです。

参考基準金利としている長期国債の動きは、下図の様に引き上げを催促するような軌跡でした。

各行の優遇措置適用状況は、下表のとおりです。


