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軽井沢日記TOP » 14. 3月 2009
2009/3/14 土曜日 at 10:25:21

ソニー銀行の4月適用の基準が公表されました。0.9%の金利優遇措置は継続です。
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同社開闢以来の金利の推移は、下図の通りです。
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この結果、固定1年から3年までが3カ月連続、5年以上が5カ月連続で据え置きとなりました。

ローン金利の上げ下げの決定にあたって参考としている市場金利の動向は、下図の通りです。
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この一か月だけに焦点を当てて見ると僅かながら上昇してきました。ただその上昇幅は引き上げになるかどうか微妙なところではないかと睨んでいました。据え置きの判断は、妥当なところではなかったかとの印象です。ただし、この一カ月の月中の動きは、最も動きが大きかったスワップ30年で見ると、前月の改定基準日以後3月6日まで28.5ベーシスポイント上がり、その後3月13日までに上がりの2割相当(5.4ベーシスポイント)下がったというのが流れでした。

長期から超長期もので5カ月連続、短期から中期もので3カ月連続の”据え置き”は、現下の激動の経済金融環境の中にあっては「異常なこと」との印象を拭えません。

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グラフは、5カ月連続据え置き直前の08年11月のスワップ金利から直近までの変動と同期間のソニー銀行の金利変動を並べてみたものです(ソニー銀行の金利体系には固定4年ものがありませんので、スワップ金利から4年を削除してグラフを作成しています)。変動はいずれも下げましたのでグラフの縦軸はマイナス表示です。

これによると、市場は7年、10年あたりの下げが大きくその前後の下げが小さかった時期と言えるようです。ソニー銀行は下げたのが固定5年ものまでで、7年もの以降は指摘の通り下げがありません。ソニー銀行の金利下げ渋りの背景はこちらで少し詳しく触れました。下げ渋りはソニー銀行に限らず、メガバンク筋も同様であることはこちらでも触れています。

100年に一度の世界的同時金融危機が進行していた時期(現在もその真っ只中にいることは変わりありませんが)での金利の上げ下げの判断に、当事者が苦労されるのは十分過ぎる位に分かります。それゆえ金利が市場の流れに乗れずに(乗らずに)、人為的に処理されたと言ったら適切ではないでしょうか。

問題は、今後どのように人為性の解消がされるのかされないのか、に関心が向かいます。今般の危機の影響で傷んだ銀行の経営状況の回復には相当の時間を要すると見られることを考えると、俄かに解消に向かうと期待するのは控えた方がよろしいのではないでしょうか。

住宅ローンの借り入れや借り換えを検討中の方。金利が低下傾向にある時は、もっと下がるのではないかと期待しがちです。しかし、金利は日々市場で取引され変動するもの、一番安く”底”で借りるというのは不可能なことです。借りた時はそこが”底”だったという事実は分かりません。後に振り返って見たとき、たまたま一番低い時が安い時で底だったに過ぎないのです。

従って、底のタイミングを見計らうのにあなたのエネルギーを注ぐのも結構なことですが、それよりも借りた時(借り換えた時)がベストチャンスと考えて、あとはいかに契約通りに返済するか、契約よりも少しでも早く返済し終わるようにするか、にエネルギーを注ぐべきではないでしょうか。少なくとも私の場合は、このように実践してきました。