Posted by eiji in 住宅ローン, 住宅ローンアドバイザー
大手4行の10月の住宅ローン金利が出揃いました。当初固定期間10年ものローンまでは、各行とも+0.1%の引き上げで並びました。
引き上げの背景は、下のグラフのように参考としている長期金利が一時期より上昇してきたためであります。
10月は今年度の下半期入りの月。各行の住宅ローンにはいくつかの変更点が見られます。その中で留意すべき一つとして優遇措置という名の金利引き下げキャンペーンに変化が現われてきています。下表のうち黄色でマークした箇所が9月までの優遇と変更になったところです。

三菱東京UFJとみずほの両行は、当初固定期間2年、3年について最初に大きな優遇措置を講ずることを止めました。その対象を5年と10年(みずほは7年もその対象に含む)に絞ってきました。
また三井住友は、最初に大きな優遇ローンの対象を、9月までは当初固定期間10年ものだけだったものが、10月から5年ものが追加されました。
こうした営業方針の背景には、固定期間の短いものについては先行き金利上昇リスクが見込まれるので貸し手として優遇措置は取れない。中期的な5年もの以上の住宅ローンへのシフトを図りたい、との銀行サイドのメッセージが込められているように読むことができるのではないでしょうか。
尚、フラット35の10月の金利については、会員専用HPにすでにアップ済みです。ご参考まで。

