■文化財登録制度
戦後日本の建築文化は、スクラップ&ビルドの歴史といっても過言ではなかったのは、最近の200年住宅構想が声高に叫ばれているのに象徴的なような気がします。
社会的評価をうけるまもなく消滅の危機に晒されてきた文化財建造物を何とか後世に継承していく手立てはないか、しかもコストをかけずにという虫のいい発想(?)のもとに文化財保護法の改正を行って従来の指定制を補完する制度として届出制の文化財登録制度が導入されたのが平成8年10月のことと最近のことです。
■登録数7010件
先日、文化審議会の答申を受けて新たに登録される登録有形文化財(建造物)186件を含めると計7010件になるとの報道がありました。長野県は100か所、334件と大阪府452件、兵庫県361件に次いで3番目です。残念ながら最も少ない県は、沖縄県、次いで鹿児島県です。
■軽井沢は4件
軽井沢町からは「旧軽井沢郵便局舎」と「旧鈴木歯科診療所」の2件が登録されますので、従来からの2件に加えて計4件となります。ちょっと少ないような気がしますが.....こんなものでしょうか?
因みに、従来の2件とは旧田中角榮家別荘、三五荘(中央工学校軽井沢山荘)です。田中家別荘は、水戸徳川家別荘として建築されたものでピクチャレスな外観を呈すという特徴を有していること。三五荘は、江戸時代後期、甲府盆地東部(現在の山梨県塩山市)に建てられた突き上げ屋根の大型民家を、昭和10年に軽井沢に移築したもので後に五島慶太氏、昇氏の別荘となったもので、昭和59年中央工学校が取得しました。
そういえば田中角榮は中央工学校の卒業生でした。何かの因縁(?)を感じないわけにはいきませんが。機会があれば文化財見学できればいいですね。
チューリップの芽が出てきたレポートを先日載せましたが大分伸びてきました。順調です。
新宿から移植したクリスマスローズが根付いたかどうかがとても心配でしたが、無事花芽がつきました。ホッと一安心です。
軽井沢の冬は寒く、草花の移植は”無理です。枯らしてしまいます。”というのが尋ねた場合の皆さんの答えだったので、なおさら嬉しいものです。
秘訣はなに?と聞かれても、特に何かやったといえることはできなかったのです(敢えてしなかったではなく、できなかったのです)。と申しますのも、実は、草花のために地表にチップをまいて少しでも暖かくして植物たちが軽井沢の冬を越せるようにと考えてはいたのですが、実行が延び延びになり、そのうち雪が降り始めてしまったので、できなかったのです。
今度の冬に向けてはしっかりと手当てしたいと今から考えています。
そう言えばアジサイも芽が出てきたのです。寒さに耐えた植物がとても愛おしくなります。

