今年もクリスマスローズが咲きました。雪にもメゲズ。頑張った姿は、なんとも愛おしい。撫でてあげたい気分です。

今朝一時間ほど追分周辺を散策。やっと梅が咲きが始めたところです。
最高の来訪者数。昨日の私のホームページへのアクセス数がである。
毎朝作業の一つに前日のホームページ来店者数のチェックがある。相変わらず少ない。何とか上向かせたい、との思いはズッとある。それがこのところ見るのが楽しみ、と思われるようにわずかだが上向きなのだ(理由は分からない)。
今朝見ると、驚きの訪問者数。何があったの?思わず自問自答。
さらに、調べた。昼前の時間帯からアクセスが目立って増えた。しかも軽井澤日記2010年4月16日掲載へのアクセス、がである。
私の履歴書・有馬稲子ーへのアクセスだ。感じ方はいろいろ。読み方もいろいろ。関心の所在もいろいろ。どうしてアクセスされたのか、私には分からない。
日経新聞を読み、私の履歴書を読む。それで終わらない感情が湧きあがる。余韻を確かめたい、と思っておられるのだろうか。そんな人がいらっしゃるのを、私は感じる。少なくとも、私はそう感じて、昨日のブログを書いた。
女優・有馬稲子の筆力、にはそんな力感がある。
日経新聞最終ページ文化面、中でも「私の履歴書」は、毎朝の楽しみの一つである。功なり名なりを遂げた方々が語り部となって、自らの人生を振り返る。真実を語り後世に残す。本人にしか語れない知られざる一面も語られる。小生の愛読欄だ(同欄の題字はご本人によるもの。別の「素」が見れるので面白い)。迫力満点な履歴書は、興味が尽きない。
今月は、女優・有馬稲子さんが執筆担当。今朝は、以下の書き出しで始まる(「」内日経新聞2010年4月16日36面から引用)。
「少し昔の恋を書きすぎたかもしれない。監督は2年前に亡くなり、告別式で岸恵子さんが捧げた弔辞は素晴らしいものだったと人から聞いた。日本映画を代表する名作を数々作り出した監督であることは間違いないことだ。そのことと私に対する限りない不誠実さは、関係ない。私が困っているときに助けてはくれなかった。私を裏切り続けて謝罪のひと言もなかった。」
さらにこう続く。「時がたてば許す気になるかと 思っていたが、今もってそうならないのはなぜだろう。私は頑固すぎるのか。」
女優・有馬稲子にここまで書かせた監督とは?「2年前に亡くなられた日本映画を代表する映画監督」なのだから「市川昆」さんだ(ご両人に関する情報に精通している方なら先刻承知済みのことだったようだが)。
有馬さん自身「書きすぎた」と認めている。彼女にそこまで言わせたのは。そこまで書かざるを得なかったのは。どうしてもそう思ってしまう。その「なに」を、有馬さんは、4月13日付け同欄でこのように書き出し、振り返り始めた。
「あなたの芝居で人生が変わったと言われた時は、女優でよかったと思う。以下しばらく私の人生を変えた人たちについて書いてみたい。」
最初に取り上げた彼女の人生を変えた人は、「森本薫の戯曲『華々しき一族』を原作にした映画監督と初めて出会った。指の美しい人だった。(中略)21歳の私の心が騒いだ。」以下は、同日のタイトル「燃え上がる17歳差の恋 一流の映画や美術教わる」が示している。
次に取り上げたのが俳優で夫となる中村錦之助さんだ。14日付のタイトルが「共演10日目で結婚話 監督とは袋小路、ゆれる心」からでも分かる。ここでの錦之助さんは、あくまでも脇役でしかない。監督とのことは未だ語り終わらない。15日付けでは、「不誠実な監督に落胆 悲しい思い出よみがえり涙」とのタイトルが付けられた。
「恋愛でもっとも大切なことは男性の誠実さだということは、時代が変わっても同じなのではないだろうか。」で始まる。「かつて間違いなく私の体の中にいて、ついに愛情に祝福されることがなかった子供のことを思い出して涙が止まらなくなった。」で終わる。
書きすぎたかもしれない昔日の恋。有馬さんの心は、未だ許せないでいる。鬼籍に入るまでご一緒するつもりだろうか。怨念とはそういうものだろうか。
有馬さんが気の毒でならない。一度しかない人生だから。
否、大女優に向かってとんだ失礼なこと申し上げました。明日からの「あなたの履歴書」欠かさず読ませていただきます。楽しみです。
日経新聞月曜日5面オピニオンページの「インタビュー領空侵犯」が好きだ。共感できる発言に出合うと思わず切り抜いてストックしている。以前にもここで取り上げている。
本日付同欄は、片山善博さん。キャリア官僚→鳥取県知事→慶応義塾大学教授の経歴の持ち主。ご存じ方(TVなどで見たことがある)は多いのではないかと思う。最近では、鳩山政権の目玉政策の一つである国家戦略室に「予算編成のあり方検討委員会」を設置する方針があるが、そのメンバーの一人に民間からの起用(純粋民間人ではないが)という趣旨もあってか同氏が起用されるとの報道がなされているが。
毎週楽しみにしているこのインタビュー領空侵犯だが、久しぶりに共感でき(私の気持ちを)代弁して頂いた、との印象を強く持ったので、少々長くなるが記事をそのまま引用させて頂きたいと思う。
―鳩山内閣は事務次官会議を廃止しましたが、事務次官ポストそのものをなくせと主張しているそうですね。
「今までの大臣は省庁のトップではありませんでした。事務次官が実質的な責任を取っていて、OBになっても影響力を行使しています。大臣などの政治家が責任をとり、幹部職員の人事もやるようになれば、官僚組織の頂点である事務次官はいりません」
「人事もやりやすくなります。今は基本的に局長以下の職員は次官よりも年次が下でなければいけない。優秀な局長でも長くやれなくて、次官が代わると辞めなければならない。事務次官というポストがあるから年功序列の硬直的な人事になるのです」
―「官僚たちの夏」ではありませんが、入省すると次官を目指して出世競争するのが霞が関のようですが。
「局長を目指せばいいじゃないですか。税や国際金融等専門分野でそれぞれトップになればいい。現在の富士山型の組織を連峰型に変えるのです。出世するだけが人生ではないし、その方が職員も幸せだと思います。そして、本当に役所のトップになりたいなら政治家になって大臣を目指せばいい。優秀な人なら政治任用で副大臣や政務官になれるかもしれません」
「今の事務次官は省庁の権益の守護者にすぎません。国民の利益に反することばかりしている。他の幹部職員も専門知識など持っていません。得意なのは根回しと場つなぎぐらいではないですか」
―ピラミッド型組織を改めれば天下りもいらない。
「優秀な人は定年まで勤めてもいいし、大学で研究者になってもいい。ただし、ピラミッド型なので途中で肩たたきをしなければならず、受け皿として天下りが必要だ、とう省庁の言い分は半分うそです。次官が一番楽なおいしいポストに天下っているのです」
「そもそも、天下り先を作ったとか、省庁の権益を増やしたかどうかで評価するのがおかしい。これは税金の無駄遣いだ、などど言ったらその職員にはバツがつきます。上司がそうだから若い職員も同じ発想になる」
―病根は深そうです。
「大臣が幹部人事を直接やるようになればすぐに変わります。ただし、国民のためになる組織にするには採用面も考えないといけません。国家公務員は未だに成績至上主義です。今の職員は社会正義や弱い立場の人への思いやりに欠けている。志や正義感、気迫などにあふれた若い人をもっと採用してほしいと思います」
インタビューの聞き手谷編集委員は:-
民間はもちろん、自治体と比べても中央省庁という組織は確かに硬直的だ。その原因の一端は大臣をタライ回しする政治の側にあった。政治が変わろうとしているのだから省庁も変わる好機だろう。エリート意識と一体となった過剰な責任感を見直すことが第一歩になる。「省益」という言葉ほどむなしいものはない。
と欄外で触れています。
中央省庁に代表される官の世界については、インタビューの中で相当触れていいただいている。民の世界は問題ないのかというと、決して無縁ではないというのが私の見立てです。昨今世間を騒がせている企業群はもちろん、表面化してはいない民でも同様の病根を抱えているのではないか、私はそう思って社会を見ています。
50年も続く哲学堂公園での朝のラジオ体操に初めて参加してきました。
コミュニティ誌「おちあい」で知った毎朝6時半から同公園広場で行われているのです。新宿区はもちろんのこと中野区や豊島区からも参加しているそうです。参加者数はザッと百名は超えます。見た感じ私が一番若い層の一人で、圧倒的に人生経験豊かな年齢層の方々中心です。
朝型人間の私は、軽井沢ではラジオ体操を日課にしています。新宿では控えていましたが、今回ラジオ体操が加わったことで朝の過ごし方メニューが増えました。
ラジオ体操から連想することと言えば・・・・?
私は、子供時代の夏休みです。ラジオ体操カードを首からぶら下げて、毎朝子供会のラジオ体操に参加したことが想い出されます。終わるとカードに参加した印を貰って、たまるのを楽しんだものです。
ところで、ラジオ体操っていつから始まったかご存知ですか?
昨年11月1日に開始80周年を迎えたのですから、1928年11月放送開始というわけです。それから遡ること3年前、1925年アメリカのメトロポリタン生命保険会社が健康増進・衛生思想の啓蒙を図る目的で考案した体操がベースになっているようです。保険事業視察に行った当時の逓信省(郵政省→現総務省)簡易保険局担当者がこれを知り、日本でも始めようと提案したことが始まりとあります(Wikipedia)。
途中、中断時期があったり、体操も変遷したり(現在は3代目)、と歴史を経て現在の形になったのは1951年からです。私がラジオ体操を始めた時は、既に3代目になっていたのです。
今までは何気なくやっていたラジオ体操ですが、これからは歴史を感じつつ生活のリズム感を保つべく続けていこうと思います。
表記事情を概観してみました。
先ず、需要(建築着工戸数)は、どの程度あるのかを見ると(国土交通省統計)、全国47都道府県中41番目の総戸数実績です(20年度総戸数=持家+貸家+給与住宅+分譲)。実数にして5,379戸=持家3,188+貸家1,649+分譲501+給与住宅41、全体の59%が持家です。
住宅ローン供給サイドの業界構造は、下表のとおりです。

出所サイト非掲載の2信組(山梨県民、都留の両信組)を含めても通計40行(社)でうち22社がフラット35専業のモーゲージバンク(MB)です。近隣長野県との比較では、同県43行(社)で山梨県が5行(社)少ない。MBは長野県が20なので山梨県が2社(旭化成モーゲージと年金住宅福祉協会)多い状況。長野県より少ないのは、地銀がー2行、第二地銀がー1行、信金がー4行です(他に山梨は外資系が一行ある)。
この7月の住宅ローン金利は、下表のとおりです。

金利で競争力を発揮しているのはネット系と労金です。長野県のように地元金融機関の名前が出てきません。ちょっと残念な気がします。
JR山手線と京浜東北線の分岐駅である田端駅。その駅舎が新しくなったことを迂闊にも知りませんでした(現役時代は近くに取引先があって結構利用していたのですが)。時間の経過が確実に進んでいるのですね。
その駅舎の中に例によってアトレができており、テナントの一つにTSUTAYAアトレヴィ田端店があります。そのTSUTAYA、経営しているのは株式会社アンフォルマ。そこの社長のSさんは、昔ディズニーランド前に住んでいた時のまさしくお隣さんでした。
一カ月ほど前、丸善書店に自著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」を置いていただくべくお願いに行ったのですが、その地下鉄の車中でのこと、全く偶然にSさんにバッタリと再会したのです。お互いにビックリ!!久しぶりの再会を楽しみました。スタバでほんの数十分でしたが。その時何気なく(その後の展開が開けるとは想像しようもなく)、自著出版の話をし、一冊記念に手渡したのです。
一ヶ月後、Sさんから電話があり自社で本を置いてあげるよ、との思いがけない申し出を受けた次第です。先ずは試験的に(同社で一番成長著しい注目店である)田端駅店に置いてみるとなった次第です。
行ってみました。ホームから店舗が見える建物構造は、とてもインパクトのある店舗となっていて、週日の昼前後というのに来店客が結構多かったのには、少々びっくりしました。なおびっくりしたのは、本を置いてから一週間足らずなのに1冊ですが売れていました。ありがとうございます。
軽井沢ニュース7月号(7月10日発行予定)に掲載してもらうことにします。
Sさん、ご配慮ありがとうございました。
そして、さらにお客様の目に触れて、一人でも多くの方に読んでいただけるともっと嬉しいですね。
拙著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」が、軽井沢ニュース舎からKaruizawa Booksの2冊目として刊行(定価1000円・税別)されました。

ここまで辿り着けたのは関係者の支えがあればこそ。改めて感謝です。
さて、肝心の本の内容ですが、定年退職後1年半の間に、当HPの軽井沢日記、並びに法人会員制住宅ローンソリューションズの主宰の独り言に登載した、住宅ローン関係の記事を中心に、一部加筆してまとめてみました。
自著本の出版は小生には初めてのこと。右往左往しながらでしたが、よくもここまで形になったものだと、感心しきりです。
よろしかったら手にとって目を通していただけると嬉しですね。感想もお聞かせ頂きたいものです。
発行元は書籍流通ルートに乗せない営業方針なので、差し当たり軽井沢町内の書店中心での販売スタートとなります。私としては町周辺並びに都内書店へも漸次おいていただきたいと思っており、少し動いてみたいと思っております(早速、町内の企業から30冊のまとまったご注文を頂きました)。
書籍送料や代金振り込み料など関連コストがかかってしまいますが、これをご了解いただけるのであれば喜んでお送りいたします。いろいろ検討しましたが、現時点で関連コストの最も少ない方法は、定額小為替(1000円)をお使いいただく方法のようです。ご希望の方、メールにてご連絡をお願いします。
ずっと探していたあるものが思いがけず出てきました。「廃棄してしまっんだ」と既にあきらめていたものです。先日、中井に引っ越してきてから初めて(10年ぶりということになります)地下室のトランクルームを止むにやまれず整理整頓することになりました。この10年間というもの、娘たちのお雛様セットの大小数個の箱をはじめ旅行用カバン、ゴルフバック、季節用のディスプレイ額やリースなど何かと便利に「地下にしまっておくよ」と入れ放題だったトランクルームもいよいよスペースがなくなり、全部棚卸して不要物は廃棄するなど空きスペース作りをしたのです。
本棚を整理すべく袋に入った書類の中にそのあるものはありました。あるものとは、30年前に私が書いた「これからの時代をどう生き抜くか―中小企業の倒産回避策」なる小論が掲載されたニッセイ経営情報1978年6月号*です。何度かの引っ越しの度に私の宝物的に連れてきたもの。小論は、僅か原稿用紙8枚ほどのものですが、何故か私の思い入れが強く、機会あるたびにここで述べたことがその後の私の判断の基軸になっていたのです。拙いものですが、以下原文をそのまま紹介させていただきます。データなど当時のまま古いが、エッセンスは少しも変わっていないと思っています。(今、読み返すと若気の至り的な部分があり恥ずかしくなりますが、ある意味時効でもあろうかと。)
*ニッセイ経営情報は、当時、日本生命が中小企業向けに発行していた小冊子のツールで12~13万部を全国に配布していた。
◆◆これからの時代をどう生き抜くか―中小企業の倒産回避策◆◆
昨年は、1日61社、100社に1社が倒産
昨S52年は、18,471社が倒産。S51年の15,641社を抜いて史上最悪を記録した。1日当たり(祝休日を除く)61社が倒産したことになる。これは負債総額1千万円以上のみの倒産件数なので、それ以下で倒産していったものも含めると、実際にはもっと多くの企業が倒産していったことになる。昨年の法人企業数は141万社程。従って、企業の倒産率は1.31%である。100社に1社、1万社に131社が負債総額1千万円以上を抱えて倒産していったのである。
金融緩和期でも倒産多発
本年3月、公定歩合が0.75%引き下げられ、年3.5%となった。これはわが国の戦後公定歩合史上最低の水準であり、”超”低金利時代に入ったことを意味している。S50年4月以降連続8回、合計5.5%引き下げられてきた金融”超”緩和期に現在あるといえよう。
従来は、金融引き締め期に倒産が増加し、金融緩和期に減少するといった倒産発生パターンであった。が、ここ2~3年の倒産多発現象は、金融緩和期におけるもの。従来の傾向と明らかに異なってきている点に留意する必要があろう。
倒産原因―本当は何か
昨年の倒産原因別内訳は、下表のとおりで、販売不振、累積赤字・売掛金回収難などいわゆる不況型原因が53.9%(S51年51.3%)。やはり不況が原因で倒産したと見られているし、思われている。
ここに面白い調査結果がある。某新聞社が倒産会社570社についてその原因を当の経営者自身とその企業に貸し付けていた金融機関に問い合わせたものである(倒産原因を複数回答しており総計100%にはならない)。
それによると、経営者側は、倒産原因の多くを不景気、資金不足、競争の激化といった言わば企業外的要因を挙げている。一方、金融機関側は、その多くを経営の非能率、経営者の不正直・不誠実といった企業内的要因によると指摘している。債権者、債務者といった立場の相違、観点の相違でもあろうが、考えさせられる問題である。
企業は、ヒト・モノ・カネから成っているのは本当か
企業とは、何人かの”ヒト”が集まって、”カネ”を持ち寄り、”モノ”を製造して販売する有機的組織体であると言われているのは、定説のようだ(もっとも最近はこの3要素に”環境”を加えた4要素が出てきているが・・・)。
ところで、このようには考えられないだろうか?すなわち、企業がどこから、どのように、いくらの”カネ”を集め、それを元手に何”モノ”を、どのくらい、どのようにしてつくり、それをどのような方法(ルート)で売り、利潤を最大限に得るようにするかを決めるのは、誰でもない”ヒト”(狭義には経営者のみ、広義には従業員も含む)そのものである、という様にである。
「経営は人なり」は真理
「経営は人なり」-企業は、経営権を握る経営者次第で大きく成長できるし、又衰退して倒産していくこともある。経営者の資質は、次の二つに分けて考えられないだろうか。一つは人格そのもの、もう一つは経営意欲をも含む経営能力である。経営者の人格が低くては、論外である。仮に人格が普通以上でも、経営意欲が足りないとか、意欲はあっても経営的能力いわゆる経営手腕がないというのもよいこととは思わない。
人格・意欲・手腕―これらすべてが経営者には必要であり、又要求されている。その一つが、まして二つが欠けていようものならその企業の、経営の前途は暗いと言わざるを得ない。これらが揃っていることは、経営者個人の信用度が高まるばかりでなく、企業内部においては意思決定者と執行機関との結びつきの基礎となり、外部に対しては取引先や金融機関に対する信用につながると考える。また、識見を高め、経営手腕を発揮するためには常日頃からの絶えざる勉強が必要であり、これを怠ることは決して許されないものであろう。
要するに、経営者自らの姿勢が正しくあることが企業を守る大きな条件である。これが正しくないために企業を倒産に至らせた例は現実に数多くみられる。
倒産回避の戦略とは
企業にとっての”戦略”の必要性を説いた書物が数多く出版され、ブームの如き減少を呈しているのは最近の傾向である(もっとも、戦略の必要性が今特に叫ばなければならないことではなく、企業にとっては常に必要で当たり前のことと考えるが)。
もちろん、大企業同様中小企業にも「戦略」の必要性は大いにある。そして、中小企業にとっての戦略とは、実は「経営者」そのものであると考える。
中小企業の経営者にはいわゆるワンマンが多い。しかし、ワンマン経営(者)が悪いとは決して言えない。企業の成長・発展段階をリスキーな創始期、成長期、安定した成熟期に分類するならば、成長期まではむしろワンマン経営の方が戦略的に良い場合が多い。ただ注意しなければならないのは、ワンマンの眼は主観的になり易く、ワンマンの能力には自ずから限界があるということである。
そこでワンマン経営のメリットを生かし、企業の永続的成長・発展を図るために、
『経営を冷静に見る眼をもつように努める』 『ブレインの育成・強化を図るように努める』
ことが肝要であると思われる。企業内部でのブレイン育成が困難であれば、例えばメイン銀行の経営相談所などの活用が考えられる。このようなワンマン経営者であれば、金融機関の信用と支援を受けるであろう。要は、意識と姿勢の問題である。
この2点が忠実に誠意を持って実施されるならば、先のような調査結果は出なくなるだろうし、ましってやそのような調査を受ける当事者に加わることもなかろうと思うのだが・・・。
海外ロングステイ・国内デュアルライフフェア2008(主催:財団法人ロングステイ財団、日本経済新聞社 後援:経済産業省、国土交通省、総務省、農林水産省、日本旅行業協会)が東京ビッグサイトで開催されました。僅か一日だけの開催。いくつかのセミナーが予定されていて事前に希望者を募っていましたのでいくつか応募していたのですが、OKが出たのは一つだけ。それも午後4時からとセミナー時間帯の最終回のものという結果から、反響の大きさをある程度事前に感じてはいました。実際、会場を訪問してみて吃驚!!会場は、シニア層の二人連れを中心に、中には若い人もいましたが、大勢の人たちで混雑していました。狭い会場(ビッグサイト会議棟)ではありましたが、出展各ブースの椅子は質問者で埋まっていましたし、立って説明を聞く人もいて場内を歩くのも一苦労といった状況でした。
私は、国内デュアルライフの実践者の一人としてフェアは大いに関心あるテーマですし、住宅ローンアドバイザーとしての機能発揮のための情報収集も兼ねていました。が、会場の熱気の凄さに圧倒された感じでありました。改めて関心の高さを再認識した次第です。

