確定的で且つ有益な財テク(家計経済的には「家計の見直し・再構築行動」)だから!―住宅ローンの借り換えをなぜお勧めするのか?に対する答えです。財テクという言葉、少々使い古された感があり、伸るか反るかの投機的行動を伴う響きを持って使われてきた印象で馴染み難いところはあります。その代表的な投資行動が株式、商品などと主宰的には捉えています。
住宅ローンは、あなたが今住んでいる住宅を購入する際に自己資金だけでは足りずに、銀行からの借り入れで足らず枚を補てんしたそのものです(住宅を取得する人のかなりの人がローンを使いますので、そのこと自体が問題とは思いません)。ローンを借りたからこそ手に入れることができ、今住んでいられるのですから、その効用はやはり十分認識できるところです。
自著「軽井沢暮らしを始める住宅ローンアドバイス―軽井沢にファーストハウス 都心にセカンドハウス」の中でも触れましたが、借り換えを検討できる債務者の条件は、過去契約通りに住宅ローンを返済してきた方が(暗黙の)前提の話と考えてください。自分は1回だけ口座引き落としができずに、数日遅れで返済額を口座においたことがある。これではだめなのか?と問われれば、それは金融機関次第です、という答えになるでしょう。全く論外というわけではなく、個別に当たるほかありません。
なぜ借り換えを行うのか?住宅ローンを借りている人は誰でも借り換えが有益なのか?住宅ローンの借り換えに関する疑問にお答えしていくシリーズ「住宅ローン借り換えのなぜ?」をスタートさせます。ここでは主宰がアドバイスしてきた事例を紹介しながら、このサイトを訪問した方々が借り替え問題を自分の問題と捉えて、自分の場合はどうか?と問題意識を持っていただくきっかけになればとスタートさせるものです。
住宅ローンの借り換え―一口で言えば何となく分かる気がするけど、いざ取りかかろうとすると結構面倒なことが出てきます。ついつい目先のことに追われ後回ししがちになります。後回ししても特に困ったことにならないからです。でも、そのハードルを飛び越えると「やってよかった」と実感できるでしょうし、何よりもあなたの家計に有益なのですから、やらないという選択肢はないのです。
シリーズの一回目は、予定を変更して「週刊ダイヤモンド版・住宅ローン見直し論の読み方」を取り上げます。書店の店頭に並んだ経済雑誌の中で、週刊ダイヤモンド2009/06/27号、週刊エコノミスト2009/06/30号でそれぞれ住宅ローンの見直しが取り上げられています。そのなかから先の問題に焦点を当てることにしました。
記事のポイントは、次の通りです。
1.住宅ローンを組む際に多く選択されてきたのが、当初2~3年が固定金利のタイプ。数年前まで約5割りの人がこのタイプのローンを組んでいる。しかしこれは固定期間が終了すると、金利の優遇幅が縮小するうえ、基準金利が少しでも上昇すれば、毎月の返済額は一気にアップしてしまう。長期固定ローンに切り替えるのは、見直しの鉄則中の鉄則とうわけ。
2.目先の金利で見ると、確かに短期の固定金利や変動金利タイプのローンの方が低いが、それに目を奪われるのは間違いのもと。これらは低金利が約束されている期間が短く、金利上昇のリスクにさらされやすい。長期固定型の中でも、深田さん(生活設計塾クルー取締役深田晶恵氏)がおすのは10年固定タイプ。
3.実際に10年固定に借り換えるとしたら、どの金融機関がお勧めなのか。支払総額や繰り上げ返済のコストなどで首都圏の主要行をランキング(下掲参照)。トップは三井住友銀行で、二位は中央ろうきん。繰り上げ返済を考えていない人ならば、支払総額と固定期間終了後の評価ポイントが高い金融機関を選ぶのがよい。また、勤務先によっては優遇幅が拡大するケースもある。
4.ランキングには入っていないが、10年より長い固定ローンを望むならば、ソニー銀行の「20年超固定(全期間)」が一押しだ。
以下、主宰のコメント
この記事にはまだコメントがついていません。

