自宅にパソコンなどがあればエクセルなどの表計算ソフトを使って簡単に住宅ローンのシュミレーションが可能です。あなたも関数を使ってトライしたことがあるでしょう。 ネット全盛期の現在、金融機関をはじめとして無料で住宅ローンのシュミレーションができるサイトが増え、ずいぶんと便利になりました。
そのような中ではありますが、私は敢えて一度は自分で電卓叩いて住宅ローンのシュミレーションをしてみてはいかがと提案したいと思います。住宅ローンの仕組みがよく理解でき、必ず役に立ちます。 ◆元金均等返済のシュミレーション借入額2000万円、返済期間30年(360ヶ月=返済回数)、金利3%、毎月返済のみ(ボーナス併用払いなし)のケースを考えてみます。
毎月の返済元金額=借入額2000万円÷360回=55,555円 となります。
次に利息分の返済金額を計算します。
元金均等返済方式では前回の借入額残高に対する利息を加えるということになりますので、
2000万円×3%÷12=50,000円 となります。12で割るのは毎月返済(1年=12ヶ月)だからです。
よって、第1回目の総返済額は、
元本返済額55,555円+利息返済額50,000円=105,555円 となります。
第2回目は、利息部分の計算が2000万円から55,555円を差し引いた19,944,445円を元本残高として同じように計算して
19,944,445円×3%÷12=49,861円 となります。元金返済額は変わりませんので、
第2回目の総返済額は、
元本返済額55,555円+利息返済額49,861円=105,416円 となります。
初回より2回目のほうが若干、総返済額が減少しています。このように元金均等返済方式の場合は、返済回数を経るごとに返済金額が減少していくのです。
◆元利均等返済のシュミレーション
前提は上記と同じく、借入額2000万円、返済期間30年(360ヶ月=返済回数)、金利3%、毎月返済のみ(ボーナス併用払いなし)のケースを考えてみます。
まず仮に毎月の返済元本額をX円とします。
第1回目の返済時には借入総額に金利を付けます。
金利は、2000万円×3%÷12=50,000円 となりますので、
借入総額は20,050,000-X円 となります。
第2回目の返済時には20,050,000-X円に対して金利が付きますので、
金利は(20,050,000-X円)×3%÷12から毎月の返済元本額X円を引いた
{(20,050,000-X円)×3%÷12}-X円が第2回目の返済直後の借入金残高となります。
以上の計算式を返済が完了する360回目まで繰り返し、その時点での借入残高が0円になるX値が毎月の返済額となります。
数式で表すと、
借入額×(利率÷1200)÷{1-(1+利率÷1200)-返済回数の乗数} で表せます。
事例を当てはめて計算すると、
となります。よって、第1回目の返済元利金の内訳は、元本部分34,320(=84,320-50,000)円、利息部分50,000円ということになります。
面倒がらずに一度あなたのケースを計算してみてください。
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