3月の長野県の住宅ローン金利ベスト3は、下表のとおりです。2月からは大きく変動しているわけではないが、固定期間30年、35年ものは、最低と最高が住信SBIネット銀行と同一である。同行の引き下げ幅の大きさ(▲2.2%)を示していることにほかならない。留意すべき点ではないだろうか。

今月の最低金利提示行はどこか?の3月版です。主宰が住宅ローンアドバイザー登録している住宅金融普及協会の住宅ローン金利情報検索機能を活用して、毎月実施している最低金利提示行はどこか(金利負担額が最も軽い)と最高金利提示行(金利負担が最も重い)は、下表のとおりとなりました。

3月の金融機関業態別住宅ローン金利は、以下の通りです。基準金利が改定基準日直前ベースでは大きく変化しなかったために、全体としては動きの少なかった月となりました。
◆大手銀行4行の住宅ローン店頭表示金利は、下表のとおりです。

各行の引き下げプランを反映した適用金利は、下表のとおりです。プラン・引き下げ幅等2カ月連続変更はありません。

◆信託銀行の3月の住宅ローン金利は、下表のとおりです。独自の経営方針が出てくるのが通例でしたが、中央三井信託と住友信託は据え置き、三菱UFJ信託は固定期間5年と7年のみ改定しただけでみずほ信託のみ変動金利以外は改定という、全体としては動きが少ない印象の月となりました。

◆モーゲージバンクの金利は、下表のとおりです。

◆ネットバンクは、下表のとおりです。大胆かつ積極的な住信SBIネットが3カ月連続の据え置きでした。ソニー銀行についてはこちらで報告の通り変動金利、固定期間金利とも引き下げとなっています。

こうした各行改定の背景となった長期金利の動向は、下図の通りです。

【お詫び】掲載が遅くなりましたことを心からお詫びいたします。2月前半に10日間ほど海外出張が入っておりました。その影響が引きずっておりました。この欄の読者には大変失礼しました。
ソニー銀行の2010年3月適用の住宅ローン金利が発表された。

変動金利、固定金利とも全て引き下げ。前月に続いて3カ月連続の引き下げとなった。その水準は、変動金利2.226%は、2006年11月以来の低水準、固定5年、固定10年もので2005年10月以来の、固定2年ものに至っては2005年8月以来の低水準となった。同行開闢以来の住宅ローン金利の推移は、下図の通りである。

マーケットの動向は、当行が参考基準としているスワップレートの動きは、下図のような推移を辿った。

【お詫び】ソニー銀行の金利改定は、毎月中旬に翌月適用分が公表される。それを受けて当日記は速やかにレポートしている。しかし、今月は海外出張が入り大幅に遅れた。心からお詫びします。
ご当地検定の軽井沢町版、軽井沢観光協会主催第1回軽井沢検定3級試験が20日軽井沢町中央公民館を試験会場として行われた。
主催者側の事前の想定では、受験申し込み人数を250人程度と予想していた(事務局)が、実際には300人強の申し込み。当日の受験者は、こちらによると284人。第一回の検定としては盛況。関心度の高さを窺わせる結果だった。
軽井沢を第二の人生のホームグランドと考える小生は当然受験。だが、すべきかどうか(できるかどうか)を少々悩んだ。検定発表時(1月中旬)には既に試験日直前まで気温30度の南国バンコクに10日間ほど滞在する計画が決まっていた。事前の学習は?帰国後直ぐの受験に体調は?など結構不安要素が予想された。逃げても仕方ない、挑戦と相成った次第。
試験概要は:-
検定時間90分。問題数100問(100点満点)。4拓マークシート方式。合格ライン70点。
問題は、というと。持ち帰った検定問題の表紙に注意事項が記載されており、その最後に「本検定問題は著作権上の保護を受けています。本検定問題の一部あるいは全部について、主催者及び共催社の許諾を得ずに、無断で複写、複製することは禁じられています」とあり、詳細をお示しできない。
以下の情報提供で代えさせて頂きたい。
公式テキストブック目次と(ページ数)<占率> 試験問題数<占率>
1 浅間山の自然(10ページ)<3.46%> 7問<7%>
2 軽井沢高原の風土(18ページ)<6.23%> 10問<10%>
3 古代から栄えた軽井沢(20ページ)<6.92%> 7問<7%>
4 軽井沢へのアプローチ(24ページ)<8.30%> 9問<9%>
5 軽井沢の別荘建築(40ページ)<13.84%> 11問<11%>
6 軽井沢の景勝地(30ページ)<10.38%> 10問<10%>
7 軽井沢の生物(26ページ)<9.00%> 9問<9%>
8 軽井沢の特産品(12ページ)<4.15%> 3問<3%>
9 高原野菜の発祥地(8ページ)<2.77%> 2問<2%>
10軽井沢の温泉(6ページ)<2.08%> 1問<1%>
11軽井沢のスポーツ施設(8ページ)<2.77%> 6問<6%>
12軽井沢で開催されたオリンピック(4ページ)<1.38%> スポーツ施設に含む
13軽井沢の博物館・美術館・植物園・音楽ホール(18ページ)<6.23%> 5問<5%>
14軽井沢の文学(20ページ)<6.92%> 10問<10%>
15軽井沢と皇室(12ページ)<4.15%> (スポーツ関連で皇室関係が1問出題)
16軽井沢の文化活動・地域活動(8ページ)<2.77%> 2問<2%>
17軽井沢のまちづくり(10ページ)<3.46%> 4問<4%>
軽井沢年表&マップ(15ページ)<5.19%> 4問*<4%>
*4問の内3問は「軽井沢町の統計」(テキスト305ページ)から出題。
【注】ゴシック太字は、試験問題数占率がテキストのページ数占率を1%以上超項目。
第1回検定試験結果発表は、3月5日。次回検定試験は8月22日(日)である。次回は第2級(3級合格者が受験可能)第3級が行われる。
なお、検定問題は、事前案内ではテキストブックから90%以上を出題とありましたが、ほぼ全問がテキストからの出題でした。
【定例調査】「今月の最低金利提示行はどこか?」の2月版です。主宰が住宅ローンアドバイザー登録をしている住宅金融普及協会の住宅ローン金利情報検索機能を活用して、毎月実施している最低金利提示行(金利負担が最も軽い)と最高金利提示行(金利負担が最も重い)は、下表の通りとなりました。

1月分が未掲載でした。纏めては居りましたが、都合で掲載を控えておりました。継続性の観点からも必要考え掲載することにします。


信託銀行の2月の住宅ローン金利は、下表のとおりです。

大手都銀4行の対応と違っていつものように各行独自の改定ぶりが窺えます。長期金利が挙げの中で前月は上げと下げが混在していたのが、今月は下げはなく据え置きか上げの対応で、その幅も+0.050%~+0.150%と分けれています。引き下げプランの下げ幅が改定されています(黄色シャドーの2か所)。三菱UFJは2カ月連続の下げ幅拡大、中央三井信託は縮小です。
ネット銀行の2月の金利は、下表のとおりです。住信SBIネット銀行は前1月に続いて据え置き。これで3カ月連続。ソニー銀行はこちらで報告のように全て引き下げました。

フラット35関係の金利は、下表のとおりです。今月からモーゲージバンクの対象を一部入れ替え、買い取り実績のある先を主に掲載することとした。

2月の大手銀行の住宅ローン店頭表示金利は、下表のとおりとなりました。

4行の対応は、みずほのみ固定期間2年、3年、5年、7年そして15年ものが+0.050%の引き上げ。他の3行は据え置きの対応でした。前1月の金利改定時にみずほのみー0.100%の引き下げに対して他の3行がー0.050%に止めたことがありましたが、今回は丁度その下げ過ぎ分を調整した格好になりました。
各行の引下げプランを反映した適用金利は、下表のとおりで、プラン・引下げ幅等に変更はありません。

背景となる長期金利の動向は、下図の通りです。

この一ヶ月間の長期金利は、年初にスルスルっと1.350%まで+0.065%ほど上げた後中旬から下旬にかけて小幅な上げ下げを繰り返す局面を過ごし、改定時の月末を前月末時比+0.030%で迎えたのでした。
前月は改定時水準比較で+0.025%の上昇にもかかわらず下げたが、今回は+0.030%の上昇で据え置いたのです。基準金利上げの中での2カ月連続の逆行は、やや異常のように感じます(大手行の対応がきれいに横並びになっていることがもっと異常とも思えますが)。この背景の一つに最近の住宅需要の激減→住宅ローン需要の減退といった取り巻く環境がことのほか異常な状態にあることが挙げられるのではないか、と見ています。
ソニー銀行の2010年2月適用の住宅ローン金利が発表された。

変動金利、固定金利とも全て引き下げ、前月に続いて2カ月連続での引き下げとなった。同行開闢以来の住宅ローン金利の推移は、下図の通り。

マーケットの動向はというと、当行が参考基準としているスワップレート(SW)の動きは、下図の推移を辿った。

グラフだけでは十分読み取れないかもしれないが、この一か月全て上げている(SW1年+0.007bp、SW2年+0.003bp、SW3年+0.005bp、SW5年+0.010bp、SW7年+0.012bp、SW10年+0.005bp、SW15年+0.014bp、SW20年+0.025bp、SW30年+0.056bp)。
マーケット通りとすると上げてもよいところが挙って下げたのである。この一年間の中でSWが直前一カ月前と比較して全て上げた局面が今回を含めて3度(①2009年3-4月、②同年10-11月、③2010年1-2月)あった。その時の当行のローン金利改定は、①変動のみ下げ、他は据え置き、②全て上げ、③全て下げと対応は分かれている。
今回の金利改定が市場の動きに逆行する形で下げたのは競合他社との金利の開きが拡大し、需要取り込みにマイナス材料となりかねないとの経営判断があったのではないかと推測される。
即ち、当行が強く意識しているかどうかは別にして競合先の一つに後発ネットバンクで急速に貸付残高を伸ばしてきている住信SBIネット銀行がある。同行は、2009年11月30日に住宅ローンの実行額累計が3500億円を突破。2007年9月24日の開業日以来799日で到達している。しかも3000億円から3500億円までの500億円上乗せに要した日数は100億円毎に22.82日となり、3000億円までの100億円毎に要した日数23,96日よりピッチが上がっている。
当行の2009年9月中間期末の住宅ローン残高は5259億円、時点のズレはあるがその差は1700億円程度と未だ相当の開きはあるが大分迫りつつあるようだ。以下のような同行の思い切った適用金利も判断材料の一つに入れてのものではないか、その色が濃く出たものと見ている。両行の残高競争問題は、こちらでも触れている。
同行は、昨年秋から変動金利キャンペーンを実施しているが、1月からこれをさらに引き下げ幅拡大した変動金利限定キャンペーンを実施中(1月実行の適用金利:変動金利年0.975%)である(日経新聞にも記事となって取り上げられインパクトを与えた)。加えて、固定期間ものの金利は、1月全て据え置きとした。このため当行は前月一部スワップは上がっていたが全て引き下げを図って”差”を埋める動きに出たのであると。そして、今月もその継続延長線上にあると見ている。

住宅ローン業界の中でのネットバンクの存在意義は、貸付残高の着実な伸びとなって徐々に影響力を高めてきていると主宰は見ている。これは強まりこそすれ弱まることは当面ないだろう。引き続き注意深くウォッチしていきたい。


